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空想的フライフィッシングとOJゲージ保全活動


by cyclonengine
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☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)

☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)_a0254664_1832048.jpg
☆B型凸電キットの製作レポート──その1です。

*実車のお話──「B型凸電」と呼ばれる電車は数多く存在します。このキットは、EB4110形(後に─EB4111─)と呼称され、丸子鉄道が大屋 - 丸子町間電化時に新造した凸形二軸電気機関車A1で、EB1を経てEB4111となる。1963年に別所線に転じ、1975年に廃車された電車(のようです)。

*上田丸子電鉄丸子線は、長野県上田市の上田東駅から大屋駅を経て、同県丸子町(現・上田市)の丸子町駅までを結んでいた、上田交通の前身、上田丸子電鉄の鉄道路線。1969年(昭和44年)に廃止された。上田市の市街地の東部にあった上田東駅を起点とし、信越本線(現しなの鉄道線)信濃国分寺駅の少し上田駅寄りにあった八日堂駅から、信越本線に並行して現在のしなの鉄道大屋駅まで東進し、そこから南進して千曲川を渡り、丸子町の北部地区を通って丸子町駅までを結んでいた。以上、Wikipediaより引用。


☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)_a0254664_18294380.jpg
☆実車の写真を随分探したのですが、なかなか見つかりません。ようやく見つけた外観が似た車両の写真(こちらのサイトから拝借)。ED25形と呼ばれる車両のようです。

*製作中のキット、上写真が撮影された時代(時点で)の呼称は、「上田交通EB4110形電気機関車」──となるそうです。以下の記述は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました。

*上田交通EB4110形電気機関車(うえだこうつうEB4110がたでんききかんしゃ)は上田交通に在籍していた電気機関車である。丸子鉄道電化までの機関車事情 [編集]上田丸子電鉄丸子線の前身、丸子鉄道は第1期線として大屋駅~丸子町駅間を開業させた際は蒸気機関車による客車牽引運行で、蒸気機関車は大体2両在籍していた。わかっているものとしてはタンク機関車の丸子鉄道2号形が確認されている。1924年に上田東駅までの起点延伸工事が開始されたのを機に電化し、蒸気機関車は入換用に回され客貨運行を電気機関車に回す事になったのである。このために新製された電気機関車が本形式の前身、A1形1号である。

*丸子線時代 [編集]A1形電気機関車はアメリカ・ゼネラル・エレクトリック社製の全長6メートル、凸形車体の小型の電気機関車であった。就役と同時に客貨運行にあたるが、旅客輸送は程なく同社初の電車であるデ100形が導入されたため、以後貨物輸送専門となる。上田電鉄 (初代)との合併により上田丸子電鉄になっても番号は継続されたが1949年に国鉄に習い機関車番号が付けられEB1形1号に改番。翌1950年の一斉改番によりEB4110形4111と改番する。全長6メートルゆえ車番の10の位は1だが、4000番台の大きい番号は主電動機出力が大きかった証である。

*ED25形(写真のB型凸電)に翻弄された晩年 [編集]上田丸子電鉄になってからも丸子線で使用され続けたが、1961年にED25 1を国鉄から譲受した後はED2210形の予備機となった。1963年に別所線に転籍し、同線の貨物用機関車となるが、1969年4月19日に丸子線が廃止されるとED25 1が別所線に転籍し、再び貨物用の座を明渡すこととなり上田原駅の近くにあった電車区の入換用として使用される事となってしまった。そして1975年頃に貨物営業が廃止され、上田原の入換用にはED25 1が就いたため、その年限りで廃車、解体された。上田交通の電気機関車では(前身の上田丸子電鉄発足以降に限ると)在籍年数が52年と長命であるが晩年はED25形によって翻弄された格好となっている。



☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)_a0254664_184556.jpg
☆車台周りはほぼ完成しました。


☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)_a0254664_1853433.jpg
☆六角ボルトの頭(ヘッド)が並んでいると“らしく”なります。小さな電車ですが、足周りの無骨さが良く表現されてます。ボルトヘッドは別売(オプション・パーツ)ですが、当然、現在は販売されていません……模型店に使えるサイズのダミーボルトが置いてありましたので購入。


☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)_a0254664_1861751.jpg
☆駆動部はこんな感じ──小さなモーター×2個で平ギアを介して走行します。平ギア一段の組み合わせですと、ギア比が落とせませんので、走行スピードは結構高速──ですが、重心が低いので脱線の心配はなさそうです。


☆B型凸電キット[Oゲージ]──製作レポート(1)_a0254664_1864490.jpg
☆車台上部に取り付けられた二つのメッキ仕上げの直方体は“バラスト”──小さな車体ですが、安定した走行が楽しめそうです。車台上部にはバラスト以外何もありませんので、キャブ(運転台)内部などの造作に凝ることができる構造になっています。それだけに、細かなパーツが多くなってきますので、これからの工程が大変になるかも知れませんね~。またレポートしていく予定ですので、お楽しみに(…毎度の締めで恐縮です)。

by cyclonengine | 2012-06-18 23:53 | ☆鉄道模型製作 | Comments(0)