☆SL製作経過レポート【BR Class 2 2-6-2T】─6th.
2012年 05月 09日
☆前回エントリーした英国の蒸気機関車“BR Class 2 2-6-2T”製作レポートで触れた転写マーク──英国では“Transfer”、米国では“Decal”──を、試験的に作ってみます。
☆「BR」と「CREST」で検索して、上記写真を発見──この段階で、楽に制作できる目処が立ちました。まったく便利な世の中になったものでございます。
☆「イラストレーター」を使った転写マーク制作プロセス。上記写真を配置してまずクレスト(紋章)の輪郭を描きます。
☆円の中に入る紋章を「イラストレーター」で描いても良かったんですが、最終的にこの円の直径は10mm程度まで小さくなりますので、上記画像を配置することで省力化します。紋章部分は「フォトショップ」を使用して、コントラストをクッキリさせ、黒であるべき部分には黒を塗り、メリハリの効いた画像になるよう加工してあります。
☆二つを組み合わせた状態。
☆ついでに車体番号を描き、実物の“1/43.5”になるように縮小──ハガキサイズの転写シール用紙に印刷するよう配置します。
☆配置し終わったら、「グループ化」──「左右反転(イラストレーターでは“リフレクト”)」させます。
☆今回使用したのは上記シート。「転写シール」、「タトゥーシール」、どちらでも仕上がりに違いはありません。二つのシールは、“毛鉤”のウィングとかボディに使用するタメにストックしてあったものです。シールの特性から、ダメだろうな(毛鉤用にこのシールは何度も使ってますので理解しております)──なんて思いつつ、持っていたシールを使った次第です。こんなシールを使用した“毛鉤”に関しての投稿はまたいずれ(以上余談でした(^^;)。
☆印刷し終わったハガキ大の用紙(タトゥーシール)。
☆試験なので、黒いバッテリーケースの裏に貼ってみました。「タトゥーシール」だと、まず接着剤(水溶性)が強力過ぎて、貼った後に位置を微調整するのが難しいことがわかりました(一度歪んじゃうと直せない)。シート自体に伸縮性があり、そこが模型の表面に貼る場合にはデメリットになります(正確な形で貼ることが難しい)。やはり、(伸縮性に乏しく、接着剤が直ぐには固着しない)模型用デカールシールを使わないとダメなようです(^^;。
★というわけで、模型店に出向いて、模型用デカールシールを購入──写真左に見えております通り、カプラ(連結器)の取り付けが終わった【BR Class 2 2-6-2T】蒸気機関車に貼って、仕上げることにします。
by cyclonengine
| 2012-05-09 18:05
| ☆鉄道模型製作
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