☆アームチェアー・モデラー

☆これまでのエントリーで延々と述べてきた通り、今のところ英国の鉄道(BRITISH RAILWAYS)で活躍していた蒸気機関車(SL)のキットを購入して組み立てていく方向で我が鉄道模型製作スキームは固まってきました。前回エントリーした“世界鉄道百科図鑑”のページを捲りつつ、ネットを徘徊して蒸気機関車の写真、動画を拾い集めているとき、英国の国立鉄道博物館(?)“Nationl Railway Musium”にたどり着きました。書籍とネットで模型製作に役立つ写真、資料を入手し、(同型の機関車ではないにしても)実物は日本国内のなるべく近所で穴の開くほど詳細チェックする。遠方まで出掛ける手間は出来る限り避ける──リアルな鉄道マニアからお叱りを受けそうなスタンスですが、アームチェア探偵ならぬアームチェア・モデラーを目指しております(笑)。

a0254664_1985475.jpg
☆ヨークという都市にあるこの鉄道博物館は有名で所有している車両の数は世界最大規模だそうです。ひょっとして訪れることもあるかと(笑)、ヨークの大まかな位置を載せておきます。ロンドンの北にあることはわかりますが距離はわかりません。アームチェア・モデラーはこの程度の知識で充分かと(アハハハ)。


a0254664_19352335.jpg

★余談ですが“Nationl Railway Musium”には、日本の新幹線0系が展示されているそうです。写真は今世紀始め、日本から送られてきた新幹線を船から降ろし陸路輸送の準備をしているトコロです。

a0254664_19134622.jpg

☆ここには例の“マラード”号も保管されています。迫力満点──スパルタン且つ大胆な流線型が美しい車体です。英国は蒸気機関車(タンク型以外にはもれなくついてくるテンダー(炭水車)も同様)での黒色以外の塗装を施すことが多いようで、ブルー、グリーン、レッド、グレー──この4色が車体の大部分に塗られています。ブルー、グリーン、レッド、グレーは、それ系の色なら何でもってわけではなく、BR(British Railways)ブルー、BRグリーン、BRレッド、BRグレーと呼称され色相・明度等きっちりと決まっています。

a0254664_1922544.jpg

☆上写真は“マラード号”のOゲージ模型完成写真。価格は40万円弱となっています。

a0254664_19294223.jpg

☆キットなら販売価格は約1/4となります。が。キレイに組み立て、美麗に緻密に塗装していくことは相当に熟練の技が必要となる筈。黒主体で豪快に塗り上げるよりも、BRブルーとかBRグリーンをムラ無く塗ることははるかに難しそう(^-^;。日本製のプラモデルとは訳が違ってますからね~。詳細な説明書なんて期待しちゃダメです。組み立てていく順番は簡単なアイソメ図3枚程度から、モデラー自身が補完して脳内シミュレーションを行うことが必須です。

a0254664_19232295.jpg

☆ウッドコック号はBRブルー、下の銘版が読めないA4型蒸気機関車はBRグリーンが塗装色。両方とも気品たっぷりな色ですこと。

a0254664_1954618.jpg

☆このSL(NationalRailwayMuseumで保管されています)もBRグリーンです。黒以外の塗装色のSLって新鮮な感じ──です。デフレクター(除煙板)が付いていても日本のSLとは印象が違います。車輪外面の位置関係が車体との比較において、外側にある──ような気がしませんか?

a0254664_204233.jpg

☆こちらはリニア・鉄道館で撮影したSL(C57)。英国のSLに比べ車輪が車体の奥の方により引っ込んでいることがわかります。で、下はこれでもか!っていう蛇足的比較写真。



a0254664_2004651.jpg

☆日本製SLと英国製SLの比較写真──左右両車輪の幅にご注目──上は狭軌、下は標準機となります。
ボイラー等を内蔵している円筒形の部分の大きさはさほど違ってはいない(筈な)ので、車輪幅(車軸長)の違いがご理解いただけると思います。連結器(カプラ)の形状・機構も違っていますが、このアタリのお話はまたの機会に。


a0254664_2094185.jpg

▲これは現在製作途上にある英国のSL(の完成予想写真)。▼下は、大井川鉄道ターンテーブル上のSL(C10)──双方共に“タンク型”だけに似ているといえば似ています。撮影アングルのおかげなのか、車軸長の違いも殆ど目立ちません。

a0254664_20104837.jpg

☆当初は英国製のキットを基本にして、日本のSLへ改造してみようと考えていたのは、上二つの写真をご覧になれば──そんな邪念(?)を持ってしまったこと──理解していただけるのではないかと言い訳少々(笑)。



☆いつかは日本の軌道を走った蒸気機関車のOゲージモデルを作り上げたいとは思っていますが、以前述べた通り、狭軌(1067mm)と標準軌(1435mm)の違いをどう捏造するか──両輪の幅を広くするしかないと考えている訳ですが──やはり全体のバランス、印象が違ってくるしなぁ…と英国製蒸気機関車の模型製作に専念するんだ!と意気込んでアームチェア・モデラーしていた休日でしたが、まだ心のどこかで悩んでるんですね(笑)。
[PR]
# by cyclonengine | 2012-01-22 20:20 | ☆鉄道模型製作

☆世界鉄道百科図鑑

a0254664_20122432.jpg
☆(名古屋市鶴舞中央)図書館まで出掛け鉄道関係の書籍を探してきました。図書館だから当たり前ですが、有りますね~。模型製作のタメに必要なのは写真とかディティールがしっかり描き込まれているような図──つまり図鑑が必要になりますが、良質な図鑑は高価(アハハハ)。内容を確かめる前にアマゾンでポチっとな!なんて訳にはまいりません。で、まずは内容チェックするタメに図書館を訪れた次第です。数冊の(鉄道関係の)図鑑を借りてきましたが、その中で一番分厚い本が“世界鉄道百科図鑑”──で、いかにも役立ちそうな…疑問点の多くに回答を与えてくれそうな雰囲気が漂っています。

a0254664_2028117.jpg
☆蒸気機関車の写真が一杯掲載されてますね~。文字と写真のバランスも丁度良い感じにレイアウトされています。

a0254664_20282996.jpg
☆蒸気機関車には違いありませんが、流線型が目を引きます。実は、今年中には(本当はできるだけ早く)この蒸気機関車(ロンドン&イースタン鉄道A4型)のOゲージ模型を製作したい!との思いが募っております。以前イギリスの蒸気機関車関連のサイト巡りをしているときに見つけ、A4型の圧倒的な存在感・威圧感に惚れ込んじゃいました(^-^;。

a0254664_20285120.jpg
☆左側に載っているブルーに塗装されたA4型蒸気機関車は“マラード(MALLARD)”──マガモの一種の呼称だそうです──と呼ばれ、1938年7月に標準軌上を走る蒸気機関車として世界最高速度(202.7km=126マイル)を達成した車両。右上に載っている記念メダル(?)みたいなモノはその証明の銘版で本体に取り付けられているそうです(LNERとはロンドン&ノースイースタン鉄道の意味)。余談ですが“マラード”って──僕は良く知りませんが──フライフィッシングを趣味になさっている人には馴染み深い名前のような気がします(何故そう思うかはまたの機会に(笑))。

a0254664_20531641.jpg

★上の写真は“C62型蒸気機関車”。日本最大最速の蒸気機関車で、特急「つばめ」「はと」などで活躍。リニア・鉄道館で撮影しましたが、そこで展示している17号機は1954年、狭軌鉄道の蒸気機関車としての世界最高速度(129km/h)を記録した車体だそうです。標準軌、狭軌双方で世界最高速度を出した車両紹介を終えたところで今回のエントリーはオシマイ…とさせてただきます。
[PR]
# by cyclonengine | 2012-01-20 20:42 | ☆鉄道模型製作

☆Oゲージ──まずはこんなんから始めました

a0254664_23172899.jpg
☆これらは現在所有している(走行可能な動力が組み込まれている)Oゲージ機関車の一部です。一部と言っても写真の10倍は持っている──なんてわけではありません。左と中央の車両はディーゼル機関車、右手前は言わずと知れたSL(蒸気機関車)。

a0254664_17341417.jpg
☆これ(の実車)は、米国のRS3型ディーゼル機関車。台車部分はダイキャスト製ですが、車体上部はプラスティック製です。当然米国は“Weaver”という企業の製品です(Made in China ですけど)。“直流2線式”と呼ばれる駆動方式で走行します。

a0254664_23204585.jpg
☆こちらは英国国営鉄道(BRITISH RAILWAY)、クラス33と呼ばれるディーゼル機関車で、イタリア製(LIMA社──現在はHOゲージだけを製造)の(キッズ向けの)Oゲージ車両です。車体はプラスティック製、チープな仕上がりが気になってしまい、ある程度改造を施してあります。こちらも同じく“直流2線式”。

a0254664_23245691.jpg
☆これは、米国ライオネル社のポーラー・エキスプレスと呼ばれる架空の蒸気機関車。トム・ハンクス主演で童話を基にした映画で使用された車体をそのままモデル化したものだそうです。車台、車体共にダイキャスト製、ずしりと重いですよ。“交流3線式”と呼ばれる駆動形式で走行します。専用のオイルを煙突に垂らすと白煙を上げながら走ります。結構面白い“おもちゃ”だと思います。

a0254664_23273789.jpg
☆同じく、米国ライオネル社製の蒸気機関車。ティンプレートと呼ばれるブリキのおもちゃの粋を脱していない──というか、まさにブリキ製の車体そのものの仕上がりですね(^-^;。こちらも“交流3線式”──ポーラー・エキスプレスと同じように煙を出して走りますが、煙の量は少なめ(笑)

☆さて、Oゲージには国や地域(愛好者団体の定める規格・規定)によって多少の違い、誤差があることは以前エントリーした通りです。で、今回はゲージ(軌間)ではなく縮尺(スケール)についての講釈を以下に……。

●アメリカにおける縮尺(スケール)
アメリカの全米鉄道模型協会のNMRA規格では、1フィートを1/4インチに縮小する1/4インチスケール、すなわち縮尺1/48である。実際にはこの縮尺での標準軌は29.9mmとなりOゲージの基準となる32mmでは広すぎるが、第二次世界大戦後はこの縮尺の製品しか製造されていない。

第二次世界大戦までのアメリカでは、軌間と縮尺の関係が正しくなる17/64インチスケール (縮尺1/45) も採用されていたが、その縮尺がなじみのないものであったことと、「モデルレイルローダー」誌 (Model Railroader) の図面が1/4インチスケールであったため、戦後17/64インチスケールは廃れた。

●イギリスにおける縮尺
イギリスでは1フィートを7ミリメートルに縮小する7mmスケール、すなわち縮尺1/43.5である。

●ヨーロッパ諸国における縮尺
MOROPの定めるNEM規格においては縮尺1/45である。メルクリンが製造した最初のOゲージ製品が、標準軌 (1435mm) を1-1/4インチに縮小した縮尺1/45を採用したためヨーロッパ諸国にこの縮尺が広がった。

●日本における縮尺
日本では、模型鉄道誌による「零番」に則り、縮尺1/45を基準としている。

☆軌間については、ヨーロッパのNEM規格では32mm であるが、アメリカのNMRA規格では1.252インチ (≒31.8mm ) となっているそうですが、32mmと31.8mmの違いは僅かだし、実際の走行に関して言えば互換性があると言えます。
※以上、Wikipediaより引用。

☆で、やっかいなのが“直流2線式”と“交流3線式”って制御方式。模型車両の互換性はまったくありません(アハハ)。レールに関しては、3線式用レールを使って、2線式と3線式を“切り替えスイッチ”によって人為的に切り替え、どちらかの方式の模型車両だけを走行させることは可能ですが、両方式の車両を同一レール上で走行させることはできません。現在敷いてある(使用している)レールはどちらかに切り替えることができるよう改造してあります(詳細はまたの機会に)。
Oゲージ鉄道模型愛好家マーケットで最大の国はアメリカ。そのアメリカで一番普及しているのが“交流3線式”。そんなわけでOゲージの車両の多くは、交流三線式と呼ばれる方式を採用していることとなります。この方式は最大電圧18ボルトの交流を3本あるレールのうち両側レールを正極、中央レールを負極として流し、レールと接する金属車輪やコレクター(集電子)を通じて集電し、モーターを駆動して模型車両を走行させます。また、正極または負極のどちらかを架線に流し、パンタグラフなどにより電力を取得する架線集電システムも存在しますがアメリカにおいても一般的ではありません。速度の加減は、正極・負極間の電位差を0ボルトから18ボルトまで変化させて行い、専用のコントローラーを使います。

☆交流3線式に対して、2本だけのレール片側を正極、もう一方を負極として直流電流(0~18ボルト)を流し、直流モーターを駆動して模型車両を走行させるのが“直流2線式”と呼ばれる方式です。実際のレールは(アプト式を除いて)2本ってのが大部分ですから、3線式よりもリアルではあります。ただしアメリカでの“交流3線式”対“直流2線式”の比率は9対1…だそうですから、圧倒的に交流3線式が普及していることになります。

a0254664_093687.jpg
☆“直流2線式”模型車両(RS3型ディーゼル機関車)に貨車×2両と車掌車(カブースと言います)を引かせて走行させている写真。走行しているのはわかりますが、何が何だかって感じですので、シャッタースピードを少し速くしてもう一枚。

a0254664_0115878.jpg
☆まぁこんな感じです。Oゲージに限らず、鉄道模型走行動画はyoutubeに沢山ありますので、一度ご覧になってください。ニコニコ動画にビデオゲームのプレイ動画はアップしたことはありますが、ネタが無かったのでyoutubeに動画アップしたことはありません(^-^;。ここまできちゃいましたから、近々youtubeに鉄道模型走行動画をアップするやも知れませんので、その時は宜しくお願いします。また余談でした(≧≦) ゴメンヨー。

☆もうお気付きだと思いますが、今回ご覧いただいたOゲージ車両模型は全て完成品を購入し、若干の改造を施したものはありますが、キットから作り上げたものはありません。理由は簡単。アメリカではキット販売がきっと珍しいから…ですm(_ _;)m。冗談じゃなく、本当にアメリカでサイト巡りをしていても完成品販売は直ぐに見つかるんですが、キット販売は(今の所)見付けることができずにいます。

a0254664_0223348.jpg
☆アメリカがダメならイギリスがあるさ──って次第で輸入したのがこれ(DJH社製のキット)。アメリカと(直流2線式が主流の)イギリスじゃ縮尺が違っちゃいますし、実は車両の連結方式が(実車でも模型でも)異なります。ですが、基本的に蒸気機関車メインでOゲージを楽しみたい!と意図した場合、完成品は高すぎる(笑)。円高のこのご時世でもグッドルッキングなモデルは10万超えは当たり前ってな具合です。あくまでも大人の鑑賞に堪えるクオリティを希求したとき、今回ご覧いただいた2両の蒸気機関車は(応分に安価ではありますが)少々役不足。故にキットから作り上げることを選択するに至った次第であります。有り体に言えば“懐具合と相談”したわけです。

☆本ブログ初回エントリーで紹介した日本のディーゼル機関車DB202は、金属製蒸気機関車を組み上げるスキルを身に付けるタメの練習として取り組んでいます。そちらの進捗に併せ、徐々にイギリス製蒸気機関車の模型製作状況もアップしていく予定です。余談と蛇足ばかりで恐縮ですが、鉄道模型モデラーとして駆け出し故、何卒ご容赦ください。
[PR]
# by cyclonengine | 2012-01-19 23:19 | ☆鉄道模型製作

☆軌間(ゲージ)の話──再び:蛇足的補足

☆下は日本で利用されている主な軌間を示した比較(略)図です。

a0254664_223892.jpg

●標準軌:1,435 mm(4 ft 8½ in) 欧米の標準規格である。日本では新幹線、主に関西の私鉄、路面電車、多くの地下鉄路線で採用。
●狭軌:標準軌より狭い軌間。「ナローゲージ (Narrow Gauge)」とも呼ばれるが、日本においては1067mm・1,372mmの軌間を「ナローゲージ」と呼ぶことは少ない。更に狭い軌間が存在しており、従前は1067mm以上の軌間は(日本においては)“標準軌”だったからである。
 →1,372 mm(4 ft 6 in) - 京王線、都営地下鉄新宿線、都電、東急世田谷線、函館市電、(1959年までの京成線・新京成線)- 偏軌。東京の馬車鉄道に由来することから馬車軌間と呼ばれる。
 →1,067(1,065) mm(3 ft 6 in) - JR在来線、多くの私鉄およびこれらの路線に乗り入れる地下鉄、台湾、フィリピン、インドネシア、南部アフリカ(ケープ軌間)、中南米の一部、オーストラリアクイーンズランド州、ニュージーランド。3フィート6インチから、日本では三六軌間、サブロクとも呼ばれる。
 →762 mm(2 ft 6 in) - 世界の多くの軽便鉄道・森林鉄道。日本では三岐鉄道北勢線、近鉄内部・八王子線、黒部峡谷鉄道。 日本で「ナローゲージ」と呼ばれる鉄道の多くがこの軌間である。2フィート6インチから、ニロク、ニブロクと呼ばれる。

以上、Wikipediaより引用。

──と、記述しておいて今更ですが、標準軌(1435mm)と狭軌(1067mm)だけ頭に留めることにしてください(僕はそうしてます)m(_ _;)m

☆で、前エントリーの続きを書こうと思ったんですが──その前に……

鉄道模型の軌間(ゲージ)」の代表的区分は下記の通りです(上記同様Wikipediaより引用)。

★127.0 mm - 5インチゲージ
★089.0 mm - 3.5インチゲージ
★045.0 mm - 1番ゲージ、Gゲージ
★032.0 mm - Oゲージ
★024.0 mm - OJゲージ
★016.5 mm - HOゲージ、OOゲージ
★009.0 mm - Nゲージ
★006.5 mm - Zゲージ
★003.0 mm - Tゲージ

またまた余談(むしろ蛇足)ですが、1435mmはあくまでも欧米における標準であり、日本においては1067mmが圧倒的多数を占め、そのため古い資料では「1435mm=広軌、1067mm=標準軌」と記されているケースもあり、注意が必要。この場合、京王線、函館市電などが採用する1372mmは広軌の扱いを受けることが多いようです。まぁ日本だけが標準軌と狭軌の概念が世界と違っていた時期がある──と認識しておけば間違いないような気がします。

☆では、Oゲージ(=軌間32mmのレール)を楽しむタメ、どんな縮尺のモデルを製作、もしくは収集すれば良いのか──前回述べたように32mmの軌間を1067mm軌間(狭軌)に見立ててモデル製作すると縮尺は約33分の1となりOゲージ規格(縮尺1/43.5〜1/48)から外れてしまう。となれば、日本の国土を走っている、走ったことのある車両を製作・収集する場合、標準軌(1435mm)規格のモノだけに限定すれば良い。これはナイスなオプション(選択肢)です。

a0254664_22334265.jpg

a0254664_22331543.jpg
☆写真で示した新幹線:700系(写真上)とか近鉄名古屋線:名阪特急アーバンライナー(写真下)とかが標準軌上を走行する列車車両。なので、その類の車両に限定して製作するなり、収集すれば良いってことになります(但し日本ではOゲージ鉄道模型は超が付く程マイナーな趣味なのでキット/完成品を製作販売している業者(メーカー)は残念ながら極少数……機関車等車両の種類も限られる&極めて高価故に僕の選択肢には入りません^^;)。車輪等の主要部品を製造販売しているメーカーは少数ですが存在していますので車体など自作するしかないのが現状です。もしくは、前回エントリーの最後で述べたように両車軸間のサイズだけ縮尺(スケール)を無視して、好きな車両をレール幅32mmに合うように製作(自作)するオプションもあり得ます。

★余談が多過ぎて恐縮ですが、名古屋通勤圏内である三重県桑名市の桑名駅近くの踏切では、三岐鉄道北勢線 (762mm)・JR東海関西本線 (1067mm)・近鉄名古屋線 (1435mm)と、3種の軌間が並ぶ姿が見られることで(一部のマニアには)有名です。

a0254664_22421344.jpg

a0254664_22424274.jpg

a0254664_224332.jpg



上から三岐鉄道北勢線、JR東海関西本線、近鉄名古屋線の写真で、実際には西から東へ向かって徐々に軌間が広くなるように並んで敷かれています。──余談はココまでですので、ご容赦ください。

☆軌間の話はここまで──次回(満を持して?)“僕が如何なる理由でOゲージの鉄道模型を製作するに至ったか” ──を豊富な写真(実例)と共にエントリーする予定です。ふぅ~(笑)
[PR]
# by cyclonengine | 2012-01-18 22:48 | ☆鉄道模型製作

☆軌間(ゲージ)の話:Oゲージ理解への前振り

☆軌間(ゲージ)とは──当初は鉄道線路を構成する2本のレールの中心間距離で表されていましたが、現在ではレール頭部の内側の距離を表しています。鉄道模型を楽しむ(多くの場合)には、列車をレールの上を走行させる訳ですが、軌間(ゲージ)と模型車両の車輪間サイズは合致させることが──当たり前ではありますが──不可欠です(現実の鉄道でも同様……これまた当然)。

a0254664_21534857.jpg

☆現実の鉄道では上図に示したように2種類の軌間が(とっても大雑把な分類ではありますが)存在します。

標準軌:1,435mm(4 ft 8½ in) 欧米の標準規格である。日本では新幹線、主に関西の私鉄、路面電車、多くの地下鉄路線で採用。
a0254664_228840.jpg

狭軌:標準軌より狭い軌間。「ナローゲージ (Narrow Gauge)」とも呼ばれるが、日本においては1067mm(3 ft 6 in)の軌間を狭軌と呼ぶ。
a0254664_2291098.jpg
↑上の2枚の写真は「リニア・鉄道館」で撮影。

軌間1435mmの標準軌の標準(スタンダード)は西欧諸国での標準であり、日本で標準軌が採用されている鉄道路線は比較的最近敷設されたもので、JR(旧国鉄)各社の路線はほぼ全て軌間1067mmの狭軌となっています。日本の標準(?)である狭軌は西欧諸国では超マイナーなレール幅であり、鉄道模型の世界でも狭軌(1067mm)を基にした(何分の一かの縮尺で)規格のゲージはマイナーというより、稀(レア)なモノとなっています。

★余談ですが、名古屋市営地下鉄では東山線・名城線・名港線が標準軌、鶴舞線・桜通線・上飯田線が狭軌となり統一されていません(゜o゜;。鶴舞線は名鉄(名古屋鉄道)犬山線・豊田線、上飯田線は名鉄小牧線と相互乗り入れを行うため名鉄と同じ軌間1067mmとなり、桜通線は車両保守点検時に鶴舞線終点駅にある日進車両基地に乗り入れる必要があるからだそうです(桜通線は丸の内駅で鶴舞線と接続可能になっています──当然乗客は乗り込まない状態での路線変更の筈)。超ローカルな余談ですまんこってす。

☆もちろん、広い世界には──日本国内でも──標準軌(1435mm)、狭軌(1067mm)以外の軌間寸法が存在しています(詳しくは「軌間」でググってください(≧≦) )が、こと鉄道模型に関しては(特にOゲージに於いては)標準軌・狭軌、どちらかを基準に一定縮尺(スケール)で製作するかが重要になってきます。ただし、それはあくまでも日本の機関車、列車を考慮した場合で、(Oゲージ鉄道模型愛好家が多い)欧米諸国──メインは米国・英国──では、標準軌(1435mm)を絶対的基準にしています。標準軌以外の軌間を基準にした場合はOゲージ以外の規格になりますので、本ブログで触れることは無いでしょう(^-^;。

☆本ブログ初回投稿でも記述しましたが、Oゲージの概要とは……
縮尺1/43.5~1/48・軌間32mm (ミリメートル) の鉄道模型規格の総称。原則として実物の標準軌 (軌間1435mm) を軌間32mm としたものなんですが、例えば、日本の在来線を走ったSL(蒸気機関車)は狭軌(1067mm)基準になるわけですから、軌間32mm(Oゲージ)のレール上を走らせようとすれば、縮尺(スケール)は──1067mm÷32mm≒1/33.3──となってしまいます。これでは前述のOゲージの規格外となりますし、米国製SL模型と日本製SL模型を同一レール上で走らせることが出来ても、モデルの大きさは大きく違ってしまいます(^-^;。で、どうするかというと、縮尺(スケール)は1/43.5~1/48とし、32mm軌間に合わせて車輪間の縮尺を無視する(両輪間を長くする)ことになります(OJゲージ※と呼ばれる軌間24mmのゲージもありますが、同一レールレイアウトを走行させるためにはレールを1本追加する等工夫が必要になり一般的ではありません)。…などど書いてきましたが、こちらの頭が爆発しそうになってきたので、今回はこれまでとします。──次回に続きます(手抜き(≧≦) ゴメンヨー)。

※1067mm÷24mm≒44.5……で、OJゲージは1/45でモデル製作されます。
[PR]
# by cyclonengine | 2012-01-17 22:23 | ☆鉄道模型製作


いろいろあって始めてしまったOゲージ鉄道模型製作LOG/時々FLY FISHING-LOG


by cyclonengine

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
☆鉄道模型製作
◇リアル鉄ちゃん体験
△個人的お祭り(脱線)モード
◎毛鉤釣り/毛鉤巻き
□フィクション

以前の記事

2017年 04月
2015年 05月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 01月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月

フォロー中のブログ

岡田裕師のブログ
taro's magaz...
芦毛牝馬の馬耳東風
(続)我流・天声・を・書く
空色ファインダー
鈴木寿のブログ フライ...
行けるとこまで・・。

外部リンク

プロフィール

居住地:名古屋

*Oゲージ専門*
アマチュアモデラー
+++++++++++++++++
素人毛鉤釣り愛好家

◆◇◆ E-mail ◆◇◆

メールくださる際には@(・・)を半角@に置き換えてください。

ブログパーツ

最新のトラックバック

検索

その他のジャンル

最新の記事

☆ご挨拶
at 2017-04-30 11:43
□郵便配達は二度年券を買う
at 2015-05-06 17:19
☆謹賀新年
at 2015-01-01 00:11
△TABLETS
at 2014-12-31 21:23
☆鉄道模型レイアウト [周辺..
at 2014-11-13 21:30
鉄道模型レイアウト[レール設..
at 2014-10-29 21:22
☆鉄道模型レイアウト[…結局..
at 2014-09-14 18:15
☆鉄道模型レイアウト[第1ス..
at 2014-09-02 17:10
☆鉄道模型レイアウト用架台製..
at 2014-06-16 14:32
☆鉄道模型レイアウト用架台製..
at 2014-05-26 17:31
☆BR Class 03 d..
at 2014-04-22 13:53
◎Tiny Bubbles ..
at 2014-03-19 22:48
☆BR Class 03 d..
at 2014-03-18 22:15
◎思惑外れの渓
at 2014-03-03 16:12
△日本丸…NIPPON MARU
at 2014-02-24 20:57
◎再挑戦──再びの渓
at 2014-02-22 19:02

記事ランキング

ブログジャンル

鉄道・飛行機
釣り

画像一覧