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空想的フライフィッシングとOJゲージ保全活動


by cyclonengine
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☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント

☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_18284547.jpg
☆小さな男の子が“BR Class 33 ディーゼル機関車”のOゲージモデルを無心に触っております。──鉄道模型愛好家の大人が見たらまず腰を抜かすショットですが、モデル製作者のこちらは(ドキドキしながらも)平静を装い写真撮影。お子様との対比で“Oゲージ鉄道模型”の車両がどんな大きさなのかご理解いただけると思います。結構な大きさでしょ。この後、ワイヤーを曲げ加工して取付けた“手摺”は微妙に曲がってましたが、細かいコトは気にしない(笑)。触ってもらっちゃ困るって車両はお子様方の手の届かないトコロに置くという完璧な防御策をとっております。

☆本日は諸般の事情から、いつもの(運動場の)トラック状エンドレスレイアウトではなく、直線レイアウト──車両の前進後進だけでは物足らなくなったお子様、いつの間にか車両そのものに興味を持つようです。こちらはそれを前提に“壊れても良い”車両を手の届くところに置いておき、お子様の要求に応えるようにしておりますので鷹揚に構えていることができます(ホントですよ*笑)。とはいえ、2時間もお子様のお相手をさせられると──まぁ疲れます。で、親しいヒトに交代していただき、プチ撮り鉄修行(模型車両の場合撮り鉄とは言えないかもしれませんが*笑)。

☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_1840668.jpg
☆この車両はとってもアメリカンなディーゼル機関車(Oゲージ:1/48ですがアメリカンな車両はデカイです)──ドッグ・ノーズが60年代アメリカの連続TVシリーズ“逃亡者”の一場面を思い出させてくれます(…って知らないヒトにはなんのことかわかりませんよねm(__)m)。ちなみに向こう側に鎮座するイギリスのディーゼル機関車“クラス33”を見ると、アメリカとイギリスでは同じ“ディーゼル機関車”でも形状が大きく違っていることがご理解いただけるかと──ダイナミックとジェントルの違いとでも言いますか…。車両説明に戻りますが、アメリカ大陸両岸を結ぶ大陸横断鉄道で有名なアメリカ合衆国最大規模の鉄道会社であるユニオン・パシフィック鉄道仕様のEMD Fシリーズディーゼル機関車──何十両もの貨車を牽引するため、通常機関車は2台連結。先頭は“Aユニット(運転台あり)”と呼ばれドック・ノーズ型のキャブ・ユニットは流線型の先端形状を持ち、2両目は“Bユニット(運転台なし)”と呼ばれ普通の客車っぽい形状になっております。製作者はDさん──“Oゲージ・マニア中のマニア”──このディーゼル機関車の走行性能には驚嘆しますが、製作方法を含めていずれかの機会に詳しくご紹介させていただきます。この車両を含めた全ての“O/OJゲージ”モデルは透明部を除いて砲金(真ちゅうの鋳物)、もしくは真ちゅう板で製作されています。


☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_1844052.jpg
☆アメリカンな機関車から日本のローカルな私鉄電車(OJゲージ:1/45)。名鉄の“ミュースカイ”─名鉄本線とセントレア国際空港を結ぶ空港アクセス特急。キレイな塗装が良いですね~。以下の車両は“OJゲージ”…これまたマニア中のマニア、Aさんの自作(フルスクラッチ)モデルです。


☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_18443828.jpg
☆右側は(名鉄沿線の住人限定で?)懐かしい“パノラマカー:展望席付き電車”(OJゲージ:1/45)。全体が赤に塗られたこの電車──僕も30年程前に通学で利用しておりました。


☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_1845599.jpg
☆こちらは今でも現役の名鉄100系(OJゲージ:1/45)。名古屋市営地下鉄“鶴舞線”に乗り入れている名鉄車両をモデルにしていますので、当然ながら、僕も良く利用します。

*昭和53年、地下鉄鶴舞線と豊田線の相互直通乗り入れ車両としてデビュー。 車体は地下鉄仕様に合わせたため、終戦直後に入線したモハ63形(名鉄では初代3700系)以来の20m車体・片側4扉・オールロングシート車となった。 通勤型車両でありながら、室内はサロン調にまとめられ豪華な雰囲気をかもしだしている。 平成元年に増備の116の1編成は添加励磁制御の回生ブレーキ付きとなった。 また、平成3年に増備の211から214までの4編成は犬山線の相互直通開始に備えたもので番号は200番代となった。 その後、当初は4両組成(全M組成)であったが、現在はVVVFインバータ制御の中間車(1M1T)を組み込み、6両組成となっている。 また、平成6年7月に増備された1編成(215の編成)は当初から6両組成で製造され、全車オールVVVFインバータ制御の3M3T組成で、この編成から200系と呼称されている。 現在は相互直通区間も拡大され、犬山線~地下鉄鶴舞線~豊田線で活躍している。名鉄車両博物館ウェブサイトより引用



☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_1845397.jpg
☆ドサクサに紛れ(笑)、DB202ディーゼル機関車を空いた線路に並べて撮影。DB202、やぱり小さ目ですね~。


☆O、OJゲージ機関車撮影@イベント_a0254664_1846106.jpg
☆金属(真ちゅう)製の模型製作、手間暇は相当にかかってしまいますが出来上がってみると何とはなしにそれなりの“重み”みたいなものが感じられます。お子様のお相手に疲れた面も否定できませんが(^^;;、マニアな先達の方々との会話の中から製作のヒントなどを多少なりとも得ることができた楽しい一日でございました。
Commented by dad at 2012-03-04 19:48 x
お疲れ様でした-。
1枚目のお子様の写真・・子供にとって、きっと素晴らしい体験となった事でしょうね。大きさも良く解かりました(デカイです)。
しかし皆さんの作品、凄いですね-(型が出来てる車両もあるんでしょうか?プラモみたいな。それともほとんどがアバウトなパ-ツからの加工なんですか?)。
DB202・・子供より女性に人気が出そうな感じです(カワイイ)。^^
※で、下の記事のコメント変更、失礼しました。さすがにマスとかは・・と(苦笑)。
Commented by cyclonengine at 2012-03-07 00:08
dadさん、こんばんは。
あのお子様、今日の出来事なんて今頃すっかり忘れてると思います (笑)。安全で楽しんでもらえるよう心がけておりますが、お子様に感謝の心とかこれを切欠に鉄道模型の世界に入ってもらう…なんて過度な期待しちゃうと落胆するだけかも…鉄道模型は大人の遊び…子供に強いるもんじゃありません。危険な部分もありますから。楽しいコトの選択肢は多種多様化してますから何か突出した魅力を作る努力─やりたくなるような状況を作ることは必要だと思ってますが。
一言ではくくれませんが、まぁイチから作っている(フル・スクラッチ)車両ばかりです。DB202、結構人気でしたよ(老若男女を問わず…女性に可愛いって言ってもらいたかった*笑)。
下の記事のことはお気になさらず…近々鉄道関連記事と告知文を分離させますので、ご迷惑をおかけするのはこちらの方かもm(__)m
Commented by 準快速特急 at 2012-03-11 03:12 x
こんばんは。
Google検索よりたどり着きました。

OJゲージの名鉄電車、どれも見事な出来ですね。
7000系の造形はHOゲージのキットで苦労した記憶があるので、ただただ感心するばかりです。

さて、本文中で「100系」と紹介されている電車ですが、これは100系ではなく7100系です。
7000番台であることがパノラマカー一族の一員である何よりの証拠であり、当然地下鉄には乗りいれられません(笑)
そもそも7100系は、ラッシュ対策として作られた7000系中間車の7050型(両開きドアを採用)のうち2両をねん出、先頭車改造された車両であるため、唯一1編成2両が存在するのみでした。
ですので、仮に地下鉄に乗りいれたとしたらクロスシート2ドア2両編成の車内は地獄絵図となること間違いなしです(笑)

ちなみに実車の7100系は7000系と同じく現存しておりません。
Commented by cyclonengine at 2012-03-11 09:55
準快速特急さん、おはようございます。
コメント有難うございます。本当に素晴らしい出来栄えの名鉄電車OJゲージで、製作者Aさんの足元にも及ばない駆け出しモデラーはただただ驚嘆するばかりです。
また、当方の間違いをご指摘いただき有難うございます。Aさんに車両形式をお尋ねすれば良かったんですが、勝手に「地下鉄乗入れ車両」がと勘違いした挙句のミステーク、お恥ずかしい限りです。m(__)m
…地下鉄に乗入れたら地獄絵図…確かにそうですね(笑)。
いろんな面で拙いブログですが、今後ともよろしくお願いします。
by cyclonengine | 2012-03-04 19:11 | ☆鉄道模型製作 | Comments(4)