△台所用品【水切りネット】祭り
2012年 02月 28日
△今回のお祭り(脱線)は台所用品。以前エントリーした“模型製作で役立つ食器乾燥機の正しい利用法”に比べ──比較するまでもなく安価故──1、2枚拝借しても問題ないレベル(?)だと思いますのでご安心ください。
△1枚をタイイング・バイスに被せて撮影。多くのメーカーが販売している【水切りネット】ですから、網目パターンも多くの種類がありそうですが、まぁどこの製品でも似たようなパターンじゃないでしょうか。
△ネットから拾ってきたとある製品のパッケージ写真。掲載してあった価格を50枚で割ると単価3円以下──鉄道模型に費やす金額とは比較になりません(比較対照外でした(^^;;)。余談ですが、僕は釣りをする前とその途中──精神的余裕があれば──両手で広げた【水切りネット】を流れの中に入れ、ドリフター(流下物)チェックをすることが間々あります。今の時期は水温が低過ぎるので行いませんけど(笑)──故に間々。
△これは前回エントリーした“インジケーター兼フローター”(以下“インジケーター”とします)のスチロール球バージョン(随分前に自作しました)。スチロール球に蛍光塗料を塗り、浮き用の丸棒(浮子足)を差込んでエポキシ系接着剤で棒とスチロールを固定しただけ。とても簡単に自作でき、視認性も投射性も良く重宝します。ただ、キャストし続けているうちにスチロールが割れて、どこかに飛んでいってしまうことが無いわけではありません。……キャスト下手な僕の場合はよくあります(笑)。
△そこで【水切りネット】の出番。水切りネットを適当な大きさにカット──20mm×20mm程度で充分かと──写真はもう少し大きくカットしてますけど(^^;;。
△カットしたネットの中央付近にインジケーター足の片方を差込みバイスにセット。くれぐれも締め過ぎないように注意してください。
△反対側の足の付け根にネットを束ねてスレッド(8/0)を巻き、形を整えます。スレッドをカットする前に余ったネットを(スレッドを切らないよう注意して)カット。再びスレッドでネットを覆うように巻き、ハーフ・ヒッチ3回程度でフィニッシュ。ウィップ・フィニッシュしたいトコロですが(?)、下地がネット故スレッドの滑りが悪くハーフ・ヒッチが適しているかと思います。スレッドの上には仕上げでエポキシ系接着剤を少量塗りつけますからスレッドがほどけることはありませんし…。補足ですが、接着剤は両方の足の付け根(スチロール接触部)にホンの少量塗布しておくと水切りネット強度(耐久性)が更にアップ!
△浮き止め用のゴム(写真ではビニール・パイプを使用)を取り付けて完成。ですが、蛍光イエローだとディティールがわかりませんね(^^;;
△再び、ネット取り付け前の状態。蛍光塗料の塗装タイミングですが、ネット取り付け以前か、取り付け後なのか、意見が分かれるかもしれません。僕の場合は、スチロール球に塗装──塗料が完全に乾いてから浮子足を取りつけ、その後ネットを被せる──という順序で作っておりますが、お好きな手順で構わないと思います。
△これなら、スチロール球を覆ったネットの網目がご理解いただけるような…(^^;;。写真でお分かりのようにネットを巻きつける側の浮子足の有効部(止めゴムが差し込まれる部分)が短くなります。イチからスチロール球インジケーターを作る場合、片方の足を3~5mm程長く固定、ネット取り付けが完了してから足のバランスを整えても宜しいかと……。まぁ片方が短くなっても(長いほうをフライ側にセットすれば)使用上まったく問題ありませんので蛇足的説明でございました。
m(__)m
▲お手持ちのスチロール球インジケーターに水切りネットを被せるだけで耐久性が相当にアップしますので、是非お試しください。また、スチロール球インジケーターを自作する場合、最近ではコーンスターチ等自然素材を主原料(ポリプロピレン・フリーって訳じゃありません)とし発泡させた緩衝材もよく見かけますので(デンプン粉が原料の緩衝材は水に溶けますのでインジケーターには使えませんが)、そんなのをスチロール代わりに使うのも宜しいかと(ホンの少し自然に優しいかな(^^;;)……まぁ自然界に飛び散るスチロール球(笑)の悩みは水切りネットで解消する筈なので、そこまでナーバスになる必要はないのかもしれません。残る課題は“合わせ切れ”で渓魚の口元に残るフライとティペットだけですが、これはまぁできるだけやっちまわないよう気をつけます…ということで(笑)、オシマイ。
△1枚をタイイング・バイスに被せて撮影。多くのメーカーが販売している【水切りネット】ですから、網目パターンも多くの種類がありそうですが、まぁどこの製品でも似たようなパターンじゃないでしょうか。
△ネットから拾ってきたとある製品のパッケージ写真。掲載してあった価格を50枚で割ると単価3円以下──鉄道模型に費やす金額とは比較になりません(比較対照外でした(^^;;)。余談ですが、僕は釣りをする前とその途中──精神的余裕があれば──両手で広げた【水切りネット】を流れの中に入れ、ドリフター(流下物)チェックをすることが間々あります。今の時期は水温が低過ぎるので行いませんけど(笑)──故に間々。
△これは前回エントリーした“インジケーター兼フローター”(以下“インジケーター”とします)のスチロール球バージョン(随分前に自作しました)。スチロール球に蛍光塗料を塗り、浮き用の丸棒(浮子足)を差込んでエポキシ系接着剤で棒とスチロールを固定しただけ。とても簡単に自作でき、視認性も投射性も良く重宝します。ただ、キャストし続けているうちにスチロールが割れて、どこかに飛んでいってしまうことが無いわけではありません。……キャスト下手な僕の場合はよくあります(笑)。
△そこで【水切りネット】の出番。水切りネットを適当な大きさにカット──20mm×20mm程度で充分かと──写真はもう少し大きくカットしてますけど(^^;;。
△カットしたネットの中央付近にインジケーター足の片方を差込みバイスにセット。くれぐれも締め過ぎないように注意してください。
△反対側の足の付け根にネットを束ねてスレッド(8/0)を巻き、形を整えます。スレッドをカットする前に余ったネットを(スレッドを切らないよう注意して)カット。再びスレッドでネットを覆うように巻き、ハーフ・ヒッチ3回程度でフィニッシュ。ウィップ・フィニッシュしたいトコロですが(?)、下地がネット故スレッドの滑りが悪くハーフ・ヒッチが適しているかと思います。スレッドの上には仕上げでエポキシ系接着剤を少量塗りつけますからスレッドがほどけることはありませんし…。補足ですが、接着剤は両方の足の付け根(スチロール接触部)にホンの少量塗布しておくと水切りネット強度(耐久性)が更にアップ!
△浮き止め用のゴム(写真ではビニール・パイプを使用)を取り付けて完成。ですが、蛍光イエローだとディティールがわかりませんね(^^;;
△再び、ネット取り付け前の状態。蛍光塗料の塗装タイミングですが、ネット取り付け以前か、取り付け後なのか、意見が分かれるかもしれません。僕の場合は、スチロール球に塗装──塗料が完全に乾いてから浮子足を取りつけ、その後ネットを被せる──という順序で作っておりますが、お好きな手順で構わないと思います。
△これなら、スチロール球を覆ったネットの網目がご理解いただけるような…(^^;;。写真でお分かりのようにネットを巻きつける側の浮子足の有効部(止めゴムが差し込まれる部分)が短くなります。イチからスチロール球インジケーターを作る場合、片方の足を3~5mm程長く固定、ネット取り付けが完了してから足のバランスを整えても宜しいかと……。まぁ片方が短くなっても(長いほうをフライ側にセットすれば)使用上まったく問題ありませんので蛇足的説明でございました。
m(__)m
▲お手持ちのスチロール球インジケーターに水切りネットを被せるだけで耐久性が相当にアップしますので、是非お試しください。また、スチロール球インジケーターを自作する場合、最近ではコーンスターチ等自然素材を主原料(ポリプロピレン・フリーって訳じゃありません)とし発泡させた緩衝材もよく見かけますので(デンプン粉が原料の緩衝材は水に溶けますのでインジケーターには使えませんが)、そんなのをスチロール代わりに使うのも宜しいかと(ホンの少し自然に優しいかな(^^;;)……まぁ自然界に飛び散るスチロール球(笑)の悩みは水切りネットで解消する筈なので、そこまでナーバスになる必要はないのかもしれません。残る課題は“合わせ切れ”で渓魚の口元に残るフライとティペットだけですが、これはまぁできるだけやっちまわないよう気をつけます…ということで(笑)、オシマイ。
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dad
at 2012-02-28 21:20
x
こんばんわー(バイスが・・・以下省略・笑)。
相変わらずの工夫、サスガの域かと(台所のネットとは意外でした)。
このエントリーを読みながら思わず昔、管釣りで漂着したインジケーターを拾っては再利用とかしてたのを思い出しました(笑)。
自分も自作しますが、カーボンの先っちょを紙やすりでとんがらせるのが意外に楽しいと、個人的には思うんですけど・・(爆)。
相変わらずの工夫、サスガの域かと(台所のネットとは意外でした)。
このエントリーを読みながら思わず昔、管釣りで漂着したインジケーターを拾っては再利用とかしてたのを思い出しました(笑)。
自分も自作しますが、カーボンの先っちょを紙やすりでとんがらせるのが意外に楽しいと、個人的には思うんですけど・・(爆)。
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cyclonengine at 2012-02-28 21:51
dadさん、こんばんは。
バイス、貫禄充分でしょ(笑)。水切りネット…この工夫(だけは)結構自信を持ってエントリーできました。以前頻繁に訪れた管釣りで僕もたくさんのフライ、インジケーターを回収…時には再利用したもんです。同じですね(^^;;。
カーボンの先っちょを尖らせること…同じく好きな作業です。僕はタミヤのフィニッシングペーパー1000番(光らせたいときには2000番すら)を使います。ざらざらだとティペット傷付けるような気がして、そこまでやっちゃいますね(このエントリーのカーボンを尖らせるのに使ったのは1000番だけ)。
実はプチプチとか例のインパルス・シーラーを使った(ライトパターン演出用)毛鉤ウィング、殆ど完成の域まで来ております。来週になればアップできるかもですが、鉄道模型の方も忙しいのでどうなることやら…です(^^;;。
完成したらマジで“ドライフライ”の常識変えちゃうかもしれません。お楽しみに~。
バイス、貫禄充分でしょ(笑)。水切りネット…この工夫(だけは)結構自信を持ってエントリーできました。以前頻繁に訪れた管釣りで僕もたくさんのフライ、インジケーターを回収…時には再利用したもんです。同じですね(^^;;。
カーボンの先っちょを尖らせること…同じく好きな作業です。僕はタミヤのフィニッシングペーパー1000番(光らせたいときには2000番すら)を使います。ざらざらだとティペット傷付けるような気がして、そこまでやっちゃいますね(このエントリーのカーボンを尖らせるのに使ったのは1000番だけ)。
実はプチプチとか例のインパルス・シーラーを使った(ライトパターン演出用)毛鉤ウィング、殆ど完成の域まで来ております。来週になればアップできるかもですが、鉄道模型の方も忙しいのでどうなることやら…です(^^;;。
完成したらマジで“ドライフライ”の常識変えちゃうかもしれません。お楽しみに~。
by cyclonengine
| 2012-02-28 19:39
| △個人的お祭り(脱線)モード
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Comments(2)