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空想的フライフィッシングとOJゲージ保全活動


by cyclonengine
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☆モデラーズ・ライフ…云々

☆いかなる経緯で、英国で主流のOゲージ規格──ゲージ幅32mm・スケール1/43.5・直流2線式──のキットを入手し組み立てることになったかを(結構長い)自分語りします。

☆高校生の頃(凡そ40年前だぜ…(^^;;)から模型(プラモデル──特に軍用飛行機)作りと釣りが大好きで、社会人になってからも二つの趣味は継続していました。


☆モデラーズ・ライフ…云々_a0254664_23274794.jpg
☆上写真は30年程前に作った“P-51Dムスタング【スケール1/32・ハセガワの製品】”のコックピット部のアップ。思いっきり細部まで手を加えある程度精細な出来具合になりましたが、余りに凝り過ぎたタメ、それ以上作業を続けることができなくなり、押入れの奥に眠っていたものです(笑)。歳をとって時間にも気持ちにも余裕ができたら組立てようと(働き盛りだった若い時分には時間的・精神的余裕が無かった…ということです(^^;;)、押入れの中には今尚当時のプラモデル(主に第二次世界大戦時の軍用機)が少し組み立てただけの状態で数十機は眠っています。

☆いきなり20年位時間がとびますが(笑)、ある程度時間的な余裕が出来てきた8年前から数年間はフライフィッシングに没頭してました。その遊びの中でも一番力を入れていたのはフライタイイング──要するに毛鉤を巻くこと──でした。現在も細々ながらもタイイング…毛鉤を巻くこと…は行っております……現場に出る回数は年2、3回(昨年は3/11のこともあってその気にならずゼロ)ですけど(^^;;。僕の脳内では、毛鉤を巻くことイコール渓魚が食する昆虫のスケール1/1模型を作る感覚が強かったし、自分なりに拘ったのではないかと今更ながら納得しています。が、このアタリの解釈(毛鉤巻きは昆虫の実物大模型を作る)は、きっと多くのフライフィッシャーのお怒りを招くかと思いますので、あくまでも僕なりの解釈と言うことでご容赦ください。釣り現場での機能性とか毛鉤を渓魚が口にしてくれるか否か──は実物への外観上の模倣性だけが高ければその確率が高い!と明確な相関関係が実証できないことがその理由ではないかと考えています。要するに人間目線(視点)でのリアルと渓魚目線(視点)でのリアルは必ずしも一致しない、むしろ一致しないことの方が多いということではないかと。(余談が過ぎましたm(__)m)。


☆モデラーズ・ライフ…云々_a0254664_23563491.jpg
☆父が昔──昭和30年代前半──生業(なりわい)としていた鉄道模型店経営時代を(どんな理由・経緯があったのかはよく知りません)懐かしみ、Oゲージ鉄道模型再びとなったのが約2年前。ですが、年齢的な要因もあって一から鉄道車両を作る(フルスクラッチ)に挑むわけにいかず、かと言って日本製のOゲージ(含むOJゲージ)模型は中古車が買える程の価格故、キットも完成品もポンポン買える程の年金を貰っているわけでもなく──模型店経営の頃からの友人に譲っていただいた50年以上前のOゲージ模型でノスタルジーを楽しんでいた段階を過ぎると自分なりの(新品)車両&レイアウトが欲しくなるのも人情でしょう。そんな状況下で1年ほど前、最初に入手したのは米国製のセット物(写真上)。アマゾンUSAからの直輸入品でございます。ですが、米国でのOゲージ規格は──ゲージ幅32mm・スケール1/48、ここまでは問題ありませんが、交流3線式が主流で直流2線式のシェアを凌駕しているのが現状──という訳で、米国の各メーカーサイト、e-bay等を漁っても“直流2線式”はまさにレアアイテムとなっております。何故“直流2線式”に拘るかのわけに関してのエクスキューズはまたの機会に譲るとして(余りに長文になりますんで…)、日本国内だけで必要なブツを揃えるのが不可能ではないにせよ、金額的に相当ハードルが高い→米国に活路を見出す──この頃から、僕に対してヘルプ要請が…という次第で、まずOゲージのことを学び直すことから強制的に(?)始めることとなりました。当然実車のこともお勉強しなくちゃなりませんので、俄か“鉄ちゃん”と化して1年経過したわけでございます。


☆モデラーズ・ライフ…云々_a0254664_1923012.jpg
☆そんな中、名古屋市科学館屋外展示してあるB6型蒸気機関車(車軸配置は0-6-2)を見ていて、英国製のSL(蒸気機関車)模型のことを思い出しました。


☆モデラーズ・ライフ…云々_a0254664_1933095.jpg
☆こちらがそのSL模型キットの完成写真(模型メーカーサイトから拝借:車軸配置は0-6-0)。細かく見れば大きく違っているとも言えますが、全体のイメージは似てる(とその時は思いました)。その頃は直流2線式の蒸気・ディーゼル機関車モデルを米国で見つけることに限界を感じていましたので、もっぱら英国でのOゲージ関連情報をネットであさっておりました。

☆冒頭で述べたように英国と米国では細かなフォーミュラーは違ってますが、鉄道模型の場合には1/43.5(英国)と1/48(米国)というスケールの違いは問題にならないようで、ゲージ幅32mmのレール上を走行可能であればオッケェ──直流2線式であれば尚のこと──と考えていた(そんな模型を求めていた)当方には英国製鉄道模型を注視し始めた次第。ある意味じゃ必然?
加えて、米国では完成品販売サイトは多く見つけることができますが、当方が満足できる状態でのキット販売は未だに見つけることができていません。その点、英国では(それなりのお国事情があり日本的な組立て易く工夫されているようなブツではないにしても)キットを見つけることは容易です。


★僕が如何なる理由で英国製鉄道模型を作ることに至ったか……大まかな流れとしては以上です。DB202型ディーゼル機関車モデルの製作過程に於いて、若干時間的余裕がなくなってきており、昨日のエントリーでお約束したイエローに塗り上げたモデル写真を撮影できなかったので、まぁその場しのぎ、苦し紛れのエントリーですから軽く流し読みでもしていただければ幸いです。
m(__)m
Commented by dad1st at 2012-02-09 06:46
cyclonengineさん、おはようございます。
余りに凝り過ぎたタメ・・ありがちなお話(と言うより、やり過ぎです)。確かに手が付けられなくなっちゃいますよ、ここまでやると(笑)。
フライタイイング・・なるほど、ソレで詳しい訳ですか-(爆)。お魚目線と人間目線、そんなの魚に聞いてみなきゃ解からない事ですから、先ずは人間目線もアリですよと自分は思いますけど(変な毛鉤は嫌だし・笑)。
俄か“鉄ちゃん”・・そう言いながらもコレは「血」のなせる業かと。まあ、ここまでくれば「血」は超えちゃってると思いますけど(核爆)。
Commented by cyclonengine at 2012-02-09 20:03
dadさん、こんばんは。
次のエントリーで詳しく言い訳しますが、その頃と今では入手できる情報量が大きく違っていた。当然、今のほうが圧倒的に情報をゲットするのが楽という意味です。凝った作りを施しましたが、今チェックすると想像で作った箇所が目立ちます。まぁ当時はアレが限界でエンジンとか主脚など精緻な工作を施すに足る情報が無かった…入手できなかったという側面もあります(^^;;。
フライに関してはおっしゃる通りで、人間目線でカッコ良い毛鉤が一番だと密かに信じてます(笑)。飛行機好きだけにウィング(翼)には特に気を使いたいといつも思ってます。←これも「血」のなせる技でしょうか?
ウィングの表現…ありゃ毛鉤のキモですよ、絶対。毛鉤…特にドライフライ…をカッコ良く見せるタメには撮影アングルも重要だと思います。毛鉤を飛行機みたいに撮影しているブログを見たことがありますが、dadさんご存知ですか?(笑)
by cyclonengine | 2012-02-08 23:54 | ☆鉄道模型製作 | Comments(2)